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災害用携帯トイレ「モラスマイ」の改良版登場!神戸学院大学の学生と共同開発

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兵庫県神戸市に本社を置く神防社(こうぼうしゃ)は、神戸学院大学との産学連携プロジェクトとして、7月15日(水)~8月31日(月)の期間、改良版災害用携帯トイレ「モラスマイ チェアBOX」のクラウドファンディングをCAMPFIREにて実施している。

「備えること」と「実際に使えること」は別のこと

災害時の備えとして、食料や飲料水の備蓄は広く知られるようになったが、災害時のトイレ環境は今なお深刻な課題だという。避難生活では、トイレ不足や衛生環境の悪化によって健康状態が悪化し、災害関連死につながるケースも指摘されている。

災害用携帯トイレは、多くの企業や自治体で備蓄が進んでいる。しかし、実際に企業へのヒアリングを行うと、使い方が分からない、訓練をしたことがない、備蓄の管理ができていない、女性や高齢者への配慮が十分ではない、保管スペースを確保しにくいなど、多くの課題が明らかになったそうだ。

このことから、神防社は、携帯トイレを「備蓄している」ことと、「災害時に実際に使える」ことは全く別の問題という現実に着目。企業へのヒアリングや防災を学ぶ学生の視点をもとに改良版「モラスマイ」を開発し、クラウドファンディングを通じて広く社会へ提案する。

学生と企業、それぞれの強みを生かした産学連携


同プロジェクトは、神戸学院大学現代社会学部社会防災学科 中田ゼミとの産学連携によりスタートした。

プロジェクトに参加した学生の石塚碧士(いしづかあお)さんは、防災士資格を持ち、能登半島地震でのボランティア活動などを通して避難所の課題を体感してきたそう。

神防社は、阪神・淡路大震災を経験した神戸で、防災設備の点検・設計施工・防災用品の販売を行い、現場で培った知識や経験を持っている。

石塚さんが現場で感じた課題と、同社が培ってきた防災の知見を掛け合わせることで、「本当に使える備蓄」を目指した製品開発に取り組んだ。

現場の声から生まれた「モラスマイ チェアBOX」

今回開発した改良版「モラスマイ チェアBOX」の最大の特長は、収納箱がそのまま便座になること。備蓄時は収納箱としてコンパクトに保管し、災害時には簡単な組み立てで便座として使用できる。新たな備品を追加する必要がなく、限られた保管スペースでも導入しやすい設計とした。

また、消費期限や内容物を管理しやすい外装表示、女性や高齢者への配慮を踏まえたオプション展開、企業や自治体でも導入しやすいコンパクト設計など、企業ヒアリングで寄せられた課題を反映した改良を進めている。

クラウドファンディングの目的

今回のクラウドファンディングは、商品を販売することだけが目的ではないという。

神防社が目指すのは、災害時のトイレ問題を一人でも多くの人に知ってもらい、「本当に使える備蓄」について社会全体で考えるきっかけをつくること。

支援者から寄せられる意見や現場の声を今後の改良にも生かしながら、より実用性の高い製品へと育てていく考えだ。学生と企業が共に取り組むこの挑戦を通じて、防災について考える人を増やし、未来の避難所環境の改善につなげたいとしている。

神防社について

神防社は、創業17年の防災の新しい「カタチ」を創造する会社。消防設備の設計施工・保守点検、消防防災用品の販売、消防訓練など、防災に関する幅広いサービスを提供している。

また、創業メンバーを含め多くの従業員が阪神大震災を経験しており、近年増えつつある自然災害に備えるため、防災グッズの商品開発にも注力。消防・防災関連の商品はECサイトで購入可能だ。

同社は、安心・安全な防災システムと生活空間を提供し、「生命、財産、生活環境」を守ることで社会に貢献することを目指している。

企業ヒアリングと学生の現場視点から生まれた改良版「モラスマイ チェアBOX」をチェックしてみては。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:【大切な人を守るために】避難所のトイレ問題解決へ、学生と企業の挑戦

神防社HP:https://kobosha.com

(Higuchi)

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